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就職先に悩んでいる薬学生へ!病院を就職先に選択するメリット7選

薬剤師の就職活動 病院
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薬学生
薬学生
「病院を就職先に決めたいけどどうなのかな?」
「薬局やドラッグストアの方がいいのかな…」

就職先を選択するときはとても悩みますよね。

私は就職先を病院か薬局どちらにしようか悩んでいました。

最終的には臨床現場に近い環境で働きたいという思いがあり、病院に就職することに決めました。

最後まで読んでいただくと

・大学卒業後に病院薬剤師になるメリットについて知ることができます。
病院への就職を前向きに検討できるようになります。

それでは本題に入ります!

薬学生が病院を選択するメリット7選

1.内服や注射、外用薬など多くの薬品に触れることができる

病院は約1500種類の薬品を在庫しています。

薬局、ドラッグストアでは注射剤に触れることはほとんどありません。

全ての薬を覚えることは難しいですが、若いうちになるべく多くの薬を知っておくと今後にも活きていきます。

2.注射剤の無菌製剤調製を行うことができる

病院にはクリーンベンチ安全キャビネットが設置されています。

高カロリー輸液や抗がん剤の無菌調製は薬局やドラックストアではなかなかできません。
※一部クリーベンチで高カロリー輸液などの無菌調製を実施しているところはあります。

無菌調製を行うことで注射の手技を覚えることができます。

薬剤師として高い品質管理リスク管理にも携わることができますね。

3.患者カルテや臨床画像が閲覧できる

患者カルテ閲覧により
・病態
・検査値
・臨床画像
・医師の考え方
など様々な情報を得ることができます。

薬局やドラッグストアだと患者情報は、患者さんから直接聞くしか知る方法がないです。

入院から退院までカルテを参考にすることで、適した服薬指導副作用モニタリングなどの業務を行うことでができます。

また医師の臨床上での考え方を知ることで自分自身の知識向上にもつながります。

4.チーム医療へ参加できる

現在の医療は医師や薬剤師、看護師、理学療法士、栄養士などの様々な職種が患者さんの治療に対してサポートしています。

薬剤師は薬の専門家として頼りにされおり、責任感も増してやりがいがあります。

チーム医療としては
・感染対策チーム(ICT)
・栄養サポートチーム(NST)
・化学療法
・緩和
・認知症
など他にも様々なものがあります。

自分のやりたい領域を探すのも良いでしょう。

5.専門や認定薬剤師の資格が取得しやすい

専門や認定薬剤師を目指す方は病院がおすすめです!

資格は試験に合格すれば取得できるわけではありません。

各々の資格で条件を満たす必要があります。

例えば
・実務経験:〇年以上
・チームの一員として:〇年以上
・研修での単位:〇単位以上
・介入事例:〇例

など資格により必須条件があります。

実務年齢や研修・講習単位は問題ないですが、介入事例については一番準備するのが難しいです。

病院ですと症例に適した患者さんが入院することで症状や病気の進行具合、検査値、合併症などがすぐにわかります。

薬局やドラッグストアですと適した患者がなかなか来ない可能性があります。

総合病院の門前であれば可能だと思いますが、民間の個人病院は専門領域が決まっているため症例が集めにくいです。

6.医師や看護師など他職種との関わりで人脈が増える

病棟業務をしていると医師や看護師、理学療法士などいった他職種と接することが多いです。

コミュニケーションを図ることで情報共有が上手くいき、患者さんにより良い治療ができます。

他職種で話しやすい人がいると、自分の知らない分野のことや患者情報を引き出すことができ結果的に自分のためにもなりますね。

社会人になって思うことは高校や大学のような友達関係は築きにくいです。

就職して間もないころは覚えることも多く、辛いことも多くなるでしょう。

そんなときに同期と色々話すことによって気分がリフレッシュできます。

社会人での仕事仲間はとても大切です

7.薬剤師の人数が多く年齢の近い薬剤師が多い

病院の薬剤師は約10~20名。

薬局やドラッグストアですと大半が2~3名くらいです。

年齢が近い先輩薬剤師がいることで悩みやわからないことなど相談しやすいですね。

年齢が10~20歳くらい離れてる上司だと簡単な内容でも聞きづらいこともあります。

病院薬剤師になるメリットのまとめ

ここまで紹介した内容をおさらいします。

病院を就職先に選択するメリットは以下の通りです。

病院て大変そうだな~と思うかもしれませんが、若いうちに色々なことを経験しておいたほうが良いです。

薬剤師として多くことを学びたい
他職種とともに患者さんのサポートをしたい
専門・認定の資格を取得したい

と思ってる方は病院に向いています

薬剤師としてまだ何を目指していきたいか決まっていない方も、病院に就職して今後どういった方向に進むか考えるのもありです。

それは病院によっては30代以上の中途は採用しない場所もあるからです。

病院は病気の発生から治癒までの経過に携わり、薬剤師として総合的な力が備わると私自身は考えております。

ふくろう
ふくろう
最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しでも就職活動の参考になれば幸いです。